木村屋の歴史

history

創業、明治15年。

当店は、”あんぱん”で知られる銀座木村屋の第二号店として、明治15年に、佐倉の歩兵第57連隊に非常食やパンを納める御用商人として創業いたしました。
先祖は鎌倉時代の武将、和田義盛の系統を引く和田八右衛門と称し、印旛沼の近く、本埜村 角田で庄屋をしておりましたが、縁あって鵜沢家の養子となり、佐倉に出て、当時では新しい製パン業につくに至ったそうです。

城下町・佐倉の歴史を今に伝える蔵

本店にあります蔵は、江戸時代(1800年頃)に建てられたものを初代が買い取り、以来、日清・日露・太平洋戦争と厳しい時代を経て、厚い土壁により大火にもあわず、長年使用されてまいりました。
保存状態に難があり処分した品も多くございますが、安政5年(1858)の箱書きがある杯や、皿、古九谷の盃などは捨てがたく、先人の日常生活をかいま見るよすがとして、ここに保存し、皆様にご笑覧いただければ幸いと存じます。

愛されて67年、佐倉銘菓「蔵六餅」

当店の「蔵六餅」は、昭和29年の佐倉市誕生を記念して発売されました。
地域の末永い発展を願い、佐倉藩・堀田家に伝わる家宝「蔵六石」にちなんだおめでたい亀甲模様の最中は、佐倉銘菓として長年ご愛顧をいただいております。
ほかにも在りし日の佐倉城を模した「佐倉十一万石最中」や、千葉名産品を使った「葉重」「ピーナッツみそまんじゅう」など、おもてなしの城下町・佐倉の想いを伝える和菓子を発信しております。

蔵六餅本舗 木村屋の歩み-since 1882-

明治15年

銀座木村屋の2号店として千葉県佐倉で創業。
当初は佐倉に駐屯していた歩兵連隊にパンなどを納入する御用商人として発展。 次第に和菓子づくりを生業とするようになる。

昭和29年

町村合併により佐倉市誕生。
これを記念して餅入り最中「蔵六餅」発売。

昭和36年

銘菓「蔵六餅」が全国菓子大博覧会の金賞を受賞。

昭和61年

夏の代表銘菓くずきりそうめん「古都の夢」発売。

平成元年

春の代表銘菓「さくらまんじゅう」発売。

平成7年

鏑木店開店ともに、工場移転。

平成19年

佐倉ヤマニ味噌・八街落花生のますだと「ピーナッツみそまんじゅう」を共同開発。
千葉県観光土産品開発事業の奨励賞を受賞。

平成21年

千葉ブランド銘菓創造プロジェクトの第1弾として、米屋・マロンド・太陽社と「葉重-HAGASANE-」を共同開発。

平成28年

佐倉の町並みが「北総四都市江戸紀行~江戸を感じる北総の町並み~」として日本遺産に認定される。

令和3年

「蔵六餅本舗 木村屋オンラインショップ」開設

会社概要

社   名

株式会社 木村屋

資 本 金

1000万円

代 表 者

代表取締役社長 鵜澤 弓子

事業内容

和菓子製造販売

本  社

〒285-0023 千葉県佐倉市新町222-1  
TEL 043-484-0021

事務所・工場

〒285-0025  千葉県佐倉市鏑木町491-4
TEL 043-485-1505

◆◆◆

歴史と自然が息づく文化のまち、佐倉のご紹介

日本遺産に選ばれた江戸情緒あふれる美しい町並みが残る城下町・千葉県佐倉市。
徳川家康の命を受けた土井利勝によって名城・佐倉城が築かれ城下町が形成されて以降、江戸の東を守る要衝として大いに栄えました。佐倉城跡がある佐倉城址公園は、桜の名所としても有名です。
数多く残る歴史資源、印旛沼がもたらす恵みと豊かな緑、オランダ風車や四季の花木を楽しめる人気スポット「佐倉ふるさと広場」、『えっさっさ』のかけ声に合わせて千葉県最大級の大みこしや勇壮な山車が行き交う「佐倉の秋祭り」など、佐倉には四季を通じて見どころがいっぱいです。

佐倉や日本遺産の町並みについて、もっとくわしく知りたい方は

北総四都市江戸紀行
~江戸を感じる北総の町並み~
佐倉の秋祭り
公式ウェブサイト
公益社団法人
佐倉市観光協会
佐倉市観光協会
公式インスタグラム